部門と製品の時期から見る、使い方の地図
新薬の価格の検討、導入する品目の評価、改定や再算定への備えなど、製薬企業の判断に使う公的情報のデータベースです。薬価・マーケットアクセス、新製品戦略・事業開発、研究企画、経営企画、薬事、安全管理などの業務で、算定・承認・安全性の先例を、出所つきの表と報告書にしてお使いいただけます。開発の初期判断から、薬価収載、再算定、再審査期間の満了まで、製品のどの時期の判断にも使えます。
入口は調べる・分析する・報告書を作る・動きを見るの4つです。下の表の「公開ページ」は、ログインなしで見られます。
製品の時期ごとに
| 時期 | 主な部門 | こんな問いに | 公開ページで見る |
|---|---|---|---|
| 開発・導入の判断 | 新製品戦略・事業開発、研究企画 | 同じ作用・同じ領域の薬が、日本でどう承認され、どう算定されてきたか。収載のときの見込みと、その後の規模はどうだったか。アプリ:調べる(新薬算定の先例・承認の先例)、報告書を作る | |
| 申請から承認 | 薬事 | 似た品目の申請区分・審査の指定・審査期間・承認条件はどうだったか。部会では審議か報告か。アプリ:調べる(承認の先例)、分析する(審査期間の分布・審査の論点の分布) | |
| 薬価収載 | 薬価・マーケットアクセス | 比較薬・算定方式・補正加算・加算係数の先例はどうだったか。承認から収載まで何日かかるか。アプリ:調べる(新薬算定の先例・比較薬のつながり)、分析する(加算の分布) | |
| 収載のあと | 薬価・マーケットアクセス、費用対効果の担当 | 市場拡大再算定(類似品を含む)・費用対効果評価・効能追加で、価格がどう動いたか。アプリ:調べる(品目ページの算定・再算定)、動きを見る(今週の変化・ウォッチ) | |
| 薬価改定 | 経営企画、薬価・マーケットアクセス | 自社品と競合品の改定・再算定の記録。革新的新薬薬価維持制度・不採算品再算定・基礎的医薬品の対象はどれか。アプリ:調べる(品目ページの薬価の推移)、報告書を作る | |
| 再審査期間の満了 | 経営企画、事業開発 | 再審査期間がいつ満了するか。過去に後発品がどう参入し、先発品の薬価がどう動いたか。アプリ:調べる(再審査満了・後発品参入)、分析する(後発参入の推移)、動きを見る(再審査の満了のカレンダー) | |
| 安全性(どの時期も) | 安全管理・PV・DI | 自社品と同じ薬効分類で、使用上の注意の改訂指示や安全性の情報がどう広がったか。アプリ:分析する(同じ薬効分類の改訂の広がり・同効薬の副作用の比較)、動きを見る(今週の変化) |
アプリの入口の名前は、アプリの上のメニューと同じです。「収載のときの見込み」は中医協の資料(品目票)に載った値で、表の値はすべて公表資料のとおりです。
部門から探す
ほかにも、こんなときに
表のすべての値に、中医協・厚生労働省・PMDA などの資料の出所を付けています。社内の稟議や本社への報告で根拠を聞かれても、原本の資料まで戻って確かめられます。
承認・薬価収載・再算定・費用対効果評価・指定などの出来事を毎週取り込み、品目と会社ごとにつなぎます。その週のうちに、自社品と競合品にどんな動きがあったかを確かめられます。
他社品の再算定に「類似品」として一緒に引き下げられた記録や、費用対効果評価による価格の調整も、品目ごとに並べて見られます。ウォッチした品目の変化は、毎週の更新でまとめて確かめられます。
外資系企業の日本法人では、日本の算定・再算定の考え方を本社に説明する場面が多くあります。先例の表と出所があれば、説明の資料をすばやく作れます(英語の画面・報告書は、ご要望を伺いながら準備しています)。
先例を担当者ごとの表計算のファイルで集めていると、異動や引き継ぎのたびに作り直しになります。同じ条件の表をいつでも作り直せるので、部門で同じ根拠を使えます。
目的を書けば、出所つきの表と報告書(PowerPoint・Word・Excel)にまとめます。AI が受け持つのは条件の組み立てと解説の文で、数値はデータベースの値です。条件を変えた作り直しも、社内ですぐにできます。
会社ごとのレポートの例
出来事から見た使い方の例として、新薬を開発する会社ごとに、いまの論点(収載待ちの品目・再算定・費用対効果評価・再審査期間の満了など)を公表資料からまとめています。
- 武田薬品工業の新薬の算定と再算定(2026年10月)オーゼイフル・エラヒア・再審査期間の満了
- MSDの新薬の算定と再算定(2026年10月)キイジェクト・キイトルーダの再算定・費用対効果評価
- 日本イーライリリーの新薬の算定と再算定(2026年10月)オンスイク・イムルリオ・マンジャロの再算定
- 第一三共の新薬の算定と再算定(2026年10月)再算定・費用対効果評価・再審査期間の満了