RWD / OMOP

病院のデータを、
国際標準で比べられる形に。

病院や研究機関のデータを、国際標準の OMOP CDM に整えます。 ローカルな用語・コードの標準化から、OMOP CDM への変換、品質監査、外部に説明するためのレポートまで。 大学医学部との共同研究と、FedAna との協業で技術を磨いています。 外部に出せないデータは、オンプレミス・ローカルLLMで施設内のまま処理します。

OMOP CDM v5.4用語・コードマッピングDQD / ACHILLES逆方向トレーサビリティFHIRオンプレミス / ローカルLLM
  1. 元の記録施設ごとの形式・用語
  2. 変換・対応付けOMOP CDM・標準用語
  3. 品質と根拠を確認監査・元データへの参照

Research & Partnership

共同研究と協業

医療データの標準化は、研究の現場と一緒に進めています。

  • Joint Research

    大学医学部との共同研究:院内データ標準化へのローカルLLM適用

    病院情報システムのデータ(SS-MIX2)を標準データ形式へ変換するプロセスに、オンプレミスのローカルLLM基盤を適用し、変換・マッピングの効率化を検証しています。

  • Terminology Mapping

    医療用語・コードの大規模マッピング(FedAnaとの協業)

    一般社団法人 医療データ連携分析基盤協会(FedAna)との協業プロジェクトとして、傷病名・医科診療行為の国内コードから国際標準への大規模マッピングをLLM支援により実施。判断理由を付与し、レビュー可能な形で整備しています。

Problem

問われるのは、
変換の有無ではない。

製薬企業・研究機関・海外パートナーにOMOP形式でデータを提供する際、本当に必要になるのは 「どこまで信頼して使えるか」を説明できることです。

変換範囲、未変換項目、日本固有項目、用語マッピング、品質評価、元データへ戻る手がかりが 整理されていなければ、OMOP CDM形式であっても研究利用や商用提供の判断が難しくなります。 ヘルスルは、変換だけでなく「使えることの説明」までを支援の範囲としています。

Services

標準化から監査、外部説明まで一体で支援

必要な工程だけの部分的なご依頼にも対応します。既存のデータ資産を置き換えるのではなく、 OMOP対応が必要な場面で不足しがちな標準化・品質説明・監査観点を補います。

Terminology

用語・コードのマッピング

病名・薬剤・検査・診療行為などのローカルコードや自由記述の用語を、標準コード・標準用語体系へ対応付けます。候補を作り、人のレビューで確定し、判断理由を残します。

Conversion

OMOP CDM 変換支援

レセプト、DPC、SS-MIX2、薬剤、検査、病名、院内コード等を対象に、OMOP CDM 形式で活用できる状態へ整備します。FHIR など他の標準形式への変換にも対応します。

Audit

OMOPデータ監査

構造品質、内容妥当性、用語マッピング、逆方向トレーサビリティを含む監査観点で、利用可能範囲を整理します。

Review

既存資産レビュー

既に変換済み・標準化済みのデータや仕様書を確認し、OMOP提供に向けて不足する説明・監査観点を抽出します。

Report

外部提供用レポート作成

製薬企業、研究機関、海外パートナーに説明できる品質評価レポート、追加確認項目、改善ロードマップを整えます。

Pipeline

変換基盤の構築・運用

一度きりの変換で終わらせず、継続的にデータを変換・検証できるパイプラインとして構築し、対応表の更新や追加データへの対応まで支援します。

Audit Scope

OMOPデータ監査として確認すること

元データとの全量比較だけに依存せず、OMOPデータとして一般的に妥当か、説明可能か、 外部提供に耐えるかを確認します。

Data Quality

データ品質評価

OMOP CDMの構造、必須項目、欠損、値域、整合性、テーブル間の関係を確認し、DQD等の評価結果を説明可能な形に整理します。

Clinical Plausibility

内容妥当性の確認

元データとの全量突合ではなく、一般的な医療データとして不自然な分布、件数、時系列、ドメインの偏りがないかを確認します。

Terminology Review

用語マッピング評価

病名、薬剤、検査、診療行為などの標準概念への対応方針、未変換項目、日本固有項目、解析時の注意点を評価します。

Traceability

逆方向トレーサビリティ評価

OMOP化されたレコードから、元のテーブル、項目、変換方針、確認が必要な論点へ戻れる状態かを確認します。

Features

外に出せないデータを、
施設の中で標準に。

オンプレミス・ローカルLLMで完結

データを外部に出さず、施設内・組織内の環境だけで変換処理を完結できます。小型のGPUサーバー持ち込みによる構築にも対応し、セキュリティ要件の厳しい環境でもデータ活用を可能にします。

正解のないローカル用語を、標準体系に着地させる

表記ゆれや文脈依存の用語など、従来のルールベースでは対応しきれなかった対応付けを、自社開発の変換基盤で候補生成し、人のレビューで確定します。

検収基準を先に決める

着手前に一致率などの検収基準を数値で合意し、通過を確認してから納品します。範囲を変えるときは別途お見積りするため、見積と納品がずれません。

Deliverables

納品物

社内確認にも外部説明にも使える形で、成果・品質・制約・追加確認事項を明確にします。

  • OMOP CDM形式データまたは変換方針書
  • OMOPデータ品質評価レポート
  • 用語マッピング評価サマリ
  • 未変換・追加確認項目一覧
  • 日本固有項目の取り扱い整理
  • 逆方向トレーサビリティ確認結果
  • 外部提供・共同研究向け説明資料
  • 本番化・継続運用に向けた改善提案

For Whom

提供する側にも、利用する側にも。

立場によって、OMOP化に求められる成果物は異なります。目的に応じて範囲を設計します。

01

大学病院・医療機関・研究者

院内データを研究利用しやすいOMOP形式へ整備し、共同研究や施設をまたいだ分散解析に接続しやすくします。

02

製薬企業のRWD部門・CRO

PMS、薬剤疫学、RWE、国際共同研究で使えるよう、国内RWDの比較可能性と説明可能性を整えます。

03

RWD事業者・データベンダー

既存データ提供サービスにOMOP対応オプションを追加し、海外・製薬企業向けの品質説明力を高めます。

Call for Partners

共同研究の参加施設を募集しています

院内データの OMOP 化と、データを施設の外に出さずに複数の施設で解析する取り組みに関心のある医療機関・研究者の方と、 共同研究のご相談を受け付けています。まずは目的と対象のデータをお聞かせください。

共同研究について相談する →

Process

進め方

最初は小さく確認し、監査観点を固めてから本番へ進めます。

  1. 目的・データ種別の確認

    OMOP対応の目的と対象を整理
  2. 仕様書・サンプルのレビュー

    生データ提供が難しい場合も対応
  3. 小規模PoC・既存資産監査

    小さな範囲で品質を確認
  4. 本番変換・品質監査

    全量変換とDQD等の品質評価
  5. 説明資料・改善計画の納品

    外部説明に使える形で納品

具体的な対応範囲や品質評価の結果は、対象データの種別や施設ごとの運用差に依存します。 実際の値は個別の検証を通じてご確認いただけます。

同じ標準化の技術(出所・版・コードの対応)は、医薬品データベース JPD の土台にもなっています。

対象データと、OMOP対応の目的をお聞かせください。

既存仕様書の確認、サンプルPoC、OMOPデータ監査、共同研究まで、初回のご相談で進め方を整理します。