2025年度の市場拡大再算定・特例・費用対効果評価による価格調整
2025年度(2025年4月〜2026年3月)に、市場拡大再算定・市場拡大再算定の特例で薬価が引き下げられた品目と、費用対効果評価の結果に基づく価格調整の結果が示された品目(変更なしを含む)を、中医協の資料から1つの表にしました。引下げ率は、資料に記載された改定前と改定後の薬価から計算しています。
更新日:
| 2025年6月1日の適用 | 1 |
| 2025年8月1日の適用 | 13 |
| 2025年11月1日の適用 | 4 |
| 2026年2月1日の適用 | 3 |
| 2026年3月11日(中医協の総会の日。適用日の記載なし) | 2 |
一覧
23 件 / 全 23 件
| 適用日 | 販売名 | 一般名 | 会社 | 種類 | 理由・区分 | 引下げ率 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026/03/11 | エルレフィオ | エルラナタマブ(遺伝子組換え) | ファイザー | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分/価格の変更なし(適用日の記載なし。日付は中医協の総会の日) | 0% | 資料 |
| 2026/03/11 | テクベイリ | テクリスタマブ(遺伝子組換え) | ヤンセンファーマ | 費用対効果 | H5(エルレフィオの類似品目)/調整の対象:有用性加算部分/価格の変更なし(適用日の記載なし。日付は中医協の総会の日) | 0% | 資料 |
| 2026/02/01 | キイトルーダ | ペムブロリズマブ(遺伝子組換え) | MSD | 特例 | 市場拡大再算定の特例の要件に該当 | 7% | 資料 |
| 2026/02/01 | ビロイ | ゾルベツキシマブ(遺伝子組換え) | アステラス製薬 | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 4.3% | 資料 |
| 2026/02/01 | レブロジル | ルスパテルセプト(遺伝子組換え) | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性系加算部分・営業利益部分 | 8.3% | 資料 |
| 2025/11/01 | ウゴービ | セマグルチド(遺伝子組換え) | ノボ ノルディスク ファーマ | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)、H5(ウゴービ皮下注SDの類似品目)/調整の対象:有用性系加算部分・営業利益部分 | 7.3〜8.3% | 資料 |
| 2025/11/01 | フォゼベル | テナパノル塩酸塩 | 協和キリン | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 11% | 資料 |
| 2025/11/01 | レクビオ | インクリシランナトリウム | ノバルティス ファーマ | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 11% | 資料 |
| 2025/11/01 | レケンビ | レカネマブ(遺伝子組換え) | エーザイ | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:価格全体(15%上限) | 15% | 資料 |
| 2025/08/01 | カナグル | カナグリフロジン水和物 | 田辺ファーマ | 市場拡大 | 類似品 | 7.1〜8.7% | 資料 |
| 2025/08/01 | ジャディアンス | エンパグリフロジン | 日本ベーリンガーインゲルハイム | 市場拡大 | 市場拡大再算定の要件に該当 | 12.1〜12.2% | 資料 |
| 2025/08/01 | スーグラ | イプラグリフロジン L-プロリン | アステラス製薬 | 市場拡大 | 類似品 | 7.9% | 資料 |
| 2025/08/01 | デベルザ | トホグリフロジン水和物 | 興和 | 市場拡大 | 類似品 | 6.6% | 資料 |
| 2025/08/01 | バビースモ | ファリシマブ(遺伝子組換え) | 中外製薬 | 市場拡大 | 類似品 | 19.5% | 資料 |
| 2025/08/01 | フォシーガ | ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物 | アストラゼネカ | 市場拡大 | 類似品 | 8.3〜8.6% | 資料 |
| 2025/08/01 | ベオビュ硝子体内 | ブロルシズマブ(遺伝子組換え) | ノバルティス ファーマ | 市場拡大 | 類似品 | 14.2% | 資料 |
| 2025/08/01 | ルセフィ | ルセオグリフロジン水和物 | 大正製薬 | 市場拡大 | 類似品 | 7.9〜8% | 資料 |
| 2025/08/01 | ルセフィOD | ルセオグリフロジン水和物 | 大正製薬 | 市場拡大 | 類似品 | 8% | 資料 |
| 2025/08/01 | アイリーア | アフリベルセプト(遺伝子組換え) | バイエル薬品 | 特例 | 市場拡大再算定の特例の要件に該当 | 19.5% | 資料 |
| 2025/08/01 | アイリーア硝子体内 | アフリベルセプト(遺伝子組換え) | バイエル薬品 | 特例 | 市場拡大再算定の特例の要件に該当 | 19.5% | 資料 |
| 2025/08/01 | エプキンリ | エプコリタマブ(遺伝子組換え) | ジェンマブ | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 2.7% | 資料 |
| 2025/08/01 | ルンスミオ | モスネツズマブ(遺伝子組換え) | 中外製薬 | 費用対効果 | H5(エプキンリの類似品目)/調整の対象:有用性加算部分 | 2.7% | 資料 |
| 2025/06/01 | リットフーロ | リトレシチニブトシル酸塩 | ファイザー | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 3.8% | 資料 |
- 「種類」は資料の区分です。「市場拡大」は市場拡大再算定(類似品として引き下げられたものを含む)、「特例」は市場拡大再算定の特例、「費用対効果」は費用対効果評価の結果に基づく価格調整です。
- 引下げ率は(1 − 改定後の薬価 ÷ 改定前の薬価)で、規格ごとに計算しています。規格によって率が違う場合は幅で示します。
- 理由が「類似品」のものは、他の品目の再算定に合わせて引き下げられたものです。
- 費用対効果の行の「理由・区分」は、資料に書かれた費用対効果評価の区分(H1〜H5)と、「調整の対象」として価格調整の算式で用いる部分(有用性加算部分など)です。原価計算方式で算定された品目の多くは有用性系加算部分・営業利益部分で、有用性系加算のない品目では営業利益部分だけが調整されます(レケンビは個別に定められた方法で、価格全体を調整の対象としています)。H1 の品目と、その類似品目(H5)の規格が同じ販売名のときは、1行にまとめています。
- 費用対効果評価の結果に基づく価格調整の資料で改定薬価が「変更なし」とされた品目は、引下げ率を0%としています。資料に適用日の記載がないため、日付の欄には、その資料が出された中医協の総会の日を示しています。
- 販売名は規格をまとめた名前で、本データベースの品目ページごとに1行にしています。
- ほかの年の市場拡大再算定は市場拡大再算定の対象品目一覧に、費用対効果評価の対象品目と評価の状況は費用対効果評価の一覧にあります。
よくある質問
- 費用対効果評価の行で「価格の変更なし」とあるのは、どういうことですか?
- 費用対効果評価の結果に基づく価格調整の資料で、改定薬価の欄が「変更なし」とされた品目です。この一覧では引下げ率を0%とし、資料に適用日の記載がないため、資料が出された中医協の総会の日を示しています。
出所
中央社会保険医療協議会 総会資料(市場拡大再算定・費用対効果評価結果に基づく価格調整)(公表資料をもとに作成。値は資料の記載のまま)。出典を明記すれば、社内資料などに自由に転載できます(利用条件)。
元の資料を1件ずつ開かなくても、この一覧の全件を、行ごとの出所(資料のリンク)つきの Excel でお送りします。毎週更新しています。
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001670757.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001590728.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001590734.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001590733.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001533240.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001533238.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001533239.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001533241.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001487123.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001487141.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001440822.pdf