2024年度の市場拡大再算定・特例・費用対効果評価による価格調整
2024年度(2024年4月〜2025年3月)に、市場拡大再算定・市場拡大再算定の特例・用法用量変化再算定で薬価が引き下げられた品目と、費用対効果評価の結果に基づく価格調整の結果が示された品目(変更なしを含む)を、中医協の資料と厚生労働省の薬価基準収載品目リストから1つの表にしました。2024年4月1日の薬価改定にあわせた市場拡大再算定と、年度の途中に適用された再算定・価格調整を含みます。
更新日:
| 2024年4月1日の適用 | 23 |
| 2024年7月1日の適用 | 2 |
| 2024年8月1日の適用 | 4 |
| 2024年11月1日の適用 | 4 |
| 2024年11月13日(中医協の総会の日。適用日の記載なし) | 1 |
| 2025年2月1日の適用 | 2 |
一覧
36 件 / 全 36 件
| 適用日 | 販売名 | 一般名 | 会社 | 種類 | 理由・区分 | 引下げ率 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025/02/01 | ゾコーバ | エンシトレルビル フマル酸 | 塩野義製薬 | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 4.3% | 資料 |
| 2025/02/01 | ベスレミ | ロペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え) | ファーマエッセンシアジャパン | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性系加算部分・営業利益部分 | 8.3% | 資料 |
| 2024/11/13 | マンジャロ | チルゼパチド | 日本イーライリリー | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分/価格の変更なし(適用日の記載なし。日付は中医協の総会の日) | 0% | 資料 |
| 2024/11/01 | アドトラーザ | トラロキヌマブ(遺伝子組換え) | レオファーマ | 市場拡大 | 類似品 | 17.5% | 資料 |
| 2024/11/01 | イブグリース | レブリキズマブ(遺伝子組換え) | 日本イーライリリー | 市場拡大 | 類似品 | 17.5% | 資料 |
| 2024/11/01 | デュピクセント | デュピルマブ(遺伝子組換え) | サノフィ | 特例 | 市場拡大再算定の特例の要件に該当 | 8.7〜13.1% | 資料 |
| 2024/11/01 | テゼスパイア | テゼペルマブ(遺伝子組換え) | アストラゼネカ | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)、H5(テゼスパイア皮下注210mgシリンジの類似品目)/調整の対象:有用性加算部分 | 4〜4.1% | 資料 |
| 2024/08/01 | ソリリス | エクリズマブ(遺伝子組換え) | アレクシオンファーマ | 市場拡大 | 類似品 | 5.4% | 資料 |
| 2024/08/01 | ユルトミリスHI | ラブリズマブ(遺伝子組換え) | アレクシオンファーマ | 市場拡大 | 市場拡大再算定の要件に該当 | 5.7% | 資料 |
| 2024/08/01 | イミフィンジ | デュルバルマブ(遺伝子組換え) | アストラゼネカ | 用法用量変化 | 用法用量変化再算定 | 11.1% | 資料 |
| 2024/08/01 | ソーティクツ | デュークラバシチニブ | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 8.6% | 資料 |
| 2024/07/01 | ケレンディア | フィネレノン | バイエル薬品 | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性系加算部分・営業利益部分 | 2.7% | 資料 |
| 2024/07/01 | ラゲブリオ | モルヌピラビル | MSD | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 8.2% | 資料 |
| 2024/04/01 | アドセトリス | ブレンツキシマブ ベドチン(遺伝子組換え) | 武田薬品工業 | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 18% | 資料 |
| 2024/04/01 | アーリーダ | アパルタミド | ヤンセンファーマ | 市場拡大 | 類似品 | 11.1% | 資料 |
| 2024/04/01 | イクスタンジ | エンザルタミド | アステラス製薬 | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 11.5% | 資料 |
| 2024/04/01 | イムブルビカ | イブルチニブ | ヤンセンファーマ | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | エンスプリング | サトラリズマブ(遺伝子組換え) | 中外製薬 | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 25% | 資料 |
| 2024/04/01 | エンハーツ | トラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え) | 第一三共 | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 2.6% | 資料 |
| 2024/04/01 | オプジーボ | ニボルマブ(遺伝子組換え) | 小野薬品工業 | 市場拡大 | 類似品 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | オルミエント | バリシチニブ | 日本イーライリリー | 市場拡大 | 類似品 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | カルケンス | アカラブルチニブ | アストラゼネカ | 市場拡大 | 類似品 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | サイバインコ | アブロシチニブ | ファイザー | 市場拡大 | 類似品 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | ジセレカ | フィルゴチニブマレイン酸塩 | ギリアド・サイエンシズ | 市場拡大 | 類似品 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | ステラーラ | ウステキヌマブ(遺伝子組換え) | ヤンセンファーマ | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 11.6% | 資料 |
| 2024/04/01 | スマイラフ | ペフィシチニブ臭化水素酸塩 | アステラス製薬 | 市場拡大 | 類似品 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | ゼルヤンツ | トファシチニブクエン酸塩 | ファイザー | 市場拡大 | 類似品 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | ニュベクオ | ダロルタミド | バイエル薬品 | 市場拡大 | 類似品 | 10.8% | 資料 |
| 2024/04/01 | ネクサバール | ソラフェニブトシル酸塩 | バイエル薬品 | 市場拡大 | 類似品 | 31.3% | 資料 |
| 2024/04/01 | バベンチオ | アベルマブ(遺伝子組換え) | メルクバイオファーマ | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | プラリア | デノスマブ(遺伝子組換え) | 第一三共 | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 11.4% | 資料 |
| 2024/04/01 | ベクルリー | レムデシビル | ギリアド・サイエンシズ | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 25% | 資料 |
| 2024/04/01 | ベレキシブル | チラブルチニブ塩酸塩 | 小野薬品工業 | 市場拡大 | 類似品 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | ボックスゾゴ | ボソリチド(遺伝子組換え) | BioMarin Pharmaceutical Japan | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 14% | 資料 |
| 2024/04/01 | リンヴォック | ウパダシチニブ水和物 | アッヴィ | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 15% | 資料 |
| 2024/04/01 | レンビマ | レンバチニブメシル酸塩 | エーザイ | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 15% | 資料 |
- 「種類」は資料の区分です。「市場拡大」は市場拡大再算定(類似品として引き下げられたものを含む)、「特例」は市場拡大再算定の特例、「用法用量変化」は用法用量変化再算定、「費用対効果」は費用対効果評価の結果に基づく価格調整です。
- 2024年4月1日の適用の行は、中医協の資料(2024年1月17日の総会)に改定前の薬価(現行薬価)だけが書かれています。改定後の薬価は、厚生労働省の2024年度の薬価基準収載品目リストの値です。資料の注では、2024年度の薬価は市場拡大再算定による額と市場実勢価格に基づく薬価改定などによる額の低い方とされており、これらの行の引下げ率には、再算定以外の改定による分が含まれることがあります。
- 引下げ率は(1 − 改定後の薬価 ÷ 改定前の薬価)で、規格ごとに計算しています。規格によって率が違う場合は幅で示します。
- 理由が「類似品」のものは、他の品目の再算定に合わせて引き下げられたものです。
- 費用対効果の行の「理由・区分」は、資料に書かれた費用対効果評価の区分(H1〜H5)と、「調整の対象」として価格調整の算式で用いる部分(有用性加算部分など)です。原価計算方式で算定された品目の多くは有用性系加算部分・営業利益部分で、有用性系加算のない品目では営業利益部分だけが調整されます(レケンビは個別に定められた方法で、価格全体を調整の対象としています)。H1 の品目と、その類似品目(H5)の規格が同じ販売名のときは、1行にまとめています。
- 費用対効果評価の結果に基づく価格調整の資料で改定薬価が「変更なし」とされた品目は、引下げ率を0%としています。資料に適用日の記載がないため、日付の欄には、その資料が出された中医協の総会の日を示しています。
- 販売名は規格をまとめた名前で、本データベースの品目ページごとに1行にしています。
- ほかの年の市場拡大再算定は市場拡大再算定の対象品目一覧に、費用対効果評価の対象品目と評価の状況は費用対効果評価の一覧にあります。
よくある質問
- 2024年4月1日の行の引下げ率には、何が含まれますか?
- 中医協の資料の注では、2024年度の薬価は、市場拡大再算定による額と、市場実勢価格に基づく薬価改定などによる額の低い方となるとされています。この一覧の2024年4月1日の行は、改定前の薬価と、2024年度の薬価基準収載品目リストの薬価から計算しているため、再算定以外の改定による分を含むことがあります。
- 費用対効果評価の行で「価格の変更なし」とあるのは、どういうことですか?
- 費用対効果評価の結果に基づく価格調整の資料で、改定薬価の欄が「変更なし」とされた品目です。この一覧では引下げ率を0%とし、資料に適用日の記載がないため、資料が出された中医協の総会の日を示しています。
出所
中央社会保険医療協議会 総会資料(市場拡大再算定・費用対効果評価結果に基づく価格調整)、厚生労働省 薬価基準収載品目リスト(公表資料をもとに作成。値は資料の記載のまま)。出典を明記すれば、社内資料などに自由に転載できます(利用条件)。
元の資料を1件ずつ開かなくても、この一覧の全件を、行ごとの出所(資料のリンク)つきの Excel でお送りします。毎週更新しています。
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001330902.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001330903.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001330901.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001284983.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001284984.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001254157.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001254178.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001242883.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001242884.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001191740.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/topics/2024/04/xls/tp20250319-01_01.xlsx
- https://www.mhlw.go.jp/topics/2024/04/xls/tp20250319-01_02.xlsx