2022年度の市場拡大再算定・特例・費用対効果評価による価格調整
2022年度(2022年4月〜2023年3月)に、市場拡大再算定・市場拡大再算定の特例・用法用量変化再算定で薬価が引き下げられた品目と、費用対効果評価の結果に基づく価格調整の結果が示された品目(変更なしを含む)を、中医協の資料と厚生労働省の薬価基準収載品目リストから1つの表にしました。2022年4月1日の薬価改定にあわせた再算定と、年度の途中に適用された再算定・価格調整を含みます。
更新日:
| 2022年4月1日の適用 | 26 |
| 2022年7月1日の適用 | 1 |
| 2022年8月1日の適用 | 1 |
| 2022年8月10日(中医協の総会の日。適用日の記載なし) | 1 |
| 2022年11月1日の適用 | 1 |
| 2023年3月8日(中医協の総会の日。適用日の記載なし) | 2 |
一覧
32 件 / 全 32 件
| 適用日 | 販売名 | 一般名 | 会社 | 種類 | 理由・区分 | 引下げ率 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023/03/08 | ダラキューロ | ダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え) | ヤンセンファーマ | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分/価格の変更なし(適用日の記載なし。日付は中医協の総会の日) | 0% | 資料 |
| 2023/03/08 | ポライビー | ポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え) | 中外製薬 | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分/価格の変更なし(適用日の記載なし。日付は中医協の総会の日) | 0% | 資料 |
| 2022/11/01 | リベルサス | セマグルチド(遺伝子組換え) | ノボ ノルディスク ファーマ | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 2.5〜2.6% | 資料 |
| 2022/08/10 | カボメティクス | カボザンチニブリンゴ酸塩 | 武田薬品工業 | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分/価格の変更なし(適用日の記載なし。日付は中医協の総会の日) | 0% | 資料 |
| 2022/08/01 | デュピクセント | デュピルマブ(遺伝子組換え) | サノフィ | 市場拡大 | 市場拡大再算定の要件に該当 | 11.7% | 資料 |
| 2022/07/01 | エンハーツ | トラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え) | 第一三共 | 費用対効果 | H1(市場規模が100億円以上)/調整の対象:有用性加算部分 | 2.2% | 資料 |
| 2022/04/01 | アレジオン | エピナスチン塩酸塩 | 参天製薬 | 市場拡大 | 剤形追加による市場規模の拡大 | 19.9% | 資料 |
| 2022/04/01 | アレジオンLX | エピナスチン塩酸塩 | 参天製薬 | 市場拡大 | 剤形追加による市場規模の拡大 | 19.9% | 資料 |
| 2022/04/01 | イーケプラ | レベチラセタム | ユーシービージャパン | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 22〜25.8% | 資料 |
| 2022/04/01 | オゼンピック | セマグルチド(遺伝子組換え) | ノボ ノルディスク ファーマ | 市場拡大 | 類似品 | 11.1% | 資料 |
| 2022/04/01 | オニバイド | イリノテカン塩酸塩水和物 | 日本セルヴィエ | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 10.7% | 資料 |
| 2022/04/01 | サムチレール内用 | アトバコン | グラクソ・スミスクライン | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 16.4% | 資料 |
| 2022/04/01 | ソリクア | インスリングラルギン(遺伝子組換え)・リキシセナチド | サノフィ | 市場拡大 | 類似品 | 9.2% | 資料 |
| 2022/04/01 | ゾルトファイ | インスリン デグルデク(遺伝子組換え)・リラグルチド(遺伝子組換え) | ノボ ノルディスク ファーマ | 市場拡大 | 類似品 | 4.4% | 資料 |
| 2022/04/01 | トルリシティ | デュラグルチド(遺伝子組換え) | 日本イーライリリー | 市場拡大 | 類似品 | 11.1% | 資料 |
| 2022/04/01 | ヌーカラ | メポリズマブ(遺伝子組換え) | グラクソ・スミスクライン | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 3.8〜10.8% | 資料 |
| 2022/04/01 | ノベルジン | 酢酸亜鉛水和物 | ノーベルファーマ | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 16% | 資料 |
| 2022/04/01 | バイエッタ | エキセナチド | アストラゼネカ | 市場拡大 | 類似品 | 11.1% | 資料 |
| 2022/04/01 | ビクトーザ | リラグルチド(遺伝子組換え) | ノボ ノルディスク ファーマ | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 8.6% | 資料 |
| 2022/04/01 | ビデュリオン | エキセナチド | アストラゼネカ | 市場拡大 | 類似品 | 11.1% | 資料 |
| 2022/04/01 | ファセンラ | ベンラリズマブ(遺伝子組換え) | アストラゼネカ | 市場拡大 | 類似品 | 10.8% | 資料 |
| 2022/04/01 | ポマリスト | ポマリドミド | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 15% | 資料 |
| 2022/04/01 | ヤーボイ | イピリムマブ(遺伝子組換え) | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 15% | 資料 |
| 2022/04/01 | リキスミア | リキシセナチド | サノフィ | 市場拡大 | 類似品 | 11.1% | 資料 |
| 2022/04/01 | レボレード | エルトロンボパグ オラミン | ノバルティス ファーマ | 市場拡大 | 市場規模の拡大(原価計算品目) | 12.9% | 資料 |
| 2022/04/01 | キャブピリン | アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩 | 武田薬品工業 | 特例 | 類似品 | 15.8% | 資料 |
| 2022/04/01 | タケキャブ | ボノプラザンフマル酸塩 | 武田薬品工業 | 特例 | 市場規模の拡大(1,000億円超) | 15.8% | 資料 |
| 2022/04/01 | ボノサップパック400 | ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン | 武田薬品工業 | 特例 | 類似品 | 10.3% | 資料 |
| 2022/04/01 | ボノサップパック800 | ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン | 武田薬品工業 | 特例 | 類似品 | 8.6% | 資料 |
| 2022/04/01 | ボノピオンパック | ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・メトロニダゾール | 武田薬品工業 | 特例 | 類似品 | 11.6% | 資料 |
| 2022/04/01 | ビンダケル | タファミジスメグルミン | ファイザー | 用法用量変化 | 主たる効能効果の変更に伴う用法用量の変更 | 75% | 資料 |
| 2022/04/01 | ビンマック | タファミジス | ファイザー | 用法用量変化 | 類似品 | 76.8% | 資料 |
- 「種類」は資料の区分です。「市場拡大」は市場拡大再算定(類似品として引き下げられたものを含む)、「特例」は市場拡大再算定の特例、「用法用量変化」は用法用量変化再算定、「費用対効果」は費用対効果評価の結果に基づく価格調整です。
- 2022年4月1日の適用の行は、中医協の資料(2022年1月19日の総会)に改定前の薬価(現行薬価)だけが書かれています。改定後の薬価は、厚生労働省の2022年度の薬価基準収載品目リストの値です。資料の注では、市場拡大再算定と市場拡大再算定の特例の品目の2022年度の薬価は、再算定による額と市場実勢価格に基づく薬価改定などによる額の低い方とされています。2022年4月1日の行の引下げ率には、再算定以外の改定による分が含まれることがあります。
- 引下げ率は(1 − 改定後の薬価 ÷ 改定前の薬価)で、規格ごとに計算しています。規格によって率が違う場合は幅で示します。
- 理由が「類似品」のものは、他の品目の再算定に合わせて引き下げられたものです。
- 費用対効果の行の「理由・区分」は、資料に書かれた費用対効果評価の区分(H1〜H5)と、「調整の対象」として価格調整の算式で用いる部分(有用性加算部分など)です。原価計算方式で算定された品目の多くは有用性系加算部分・営業利益部分で、有用性系加算のない品目では営業利益部分だけが調整されます(レケンビは個別に定められた方法で、価格全体を調整の対象としています)。H1 の品目と、その類似品目(H5)の規格が同じ販売名のときは、1行にまとめています。
- 費用対効果評価の結果に基づく価格調整の資料で改定薬価が「変更なし」とされた品目は、引下げ率を0%としています。資料に適用日の記載がないため、日付の欄には、その資料が出された中医協の総会の日を示しています。
- 販売名は規格をまとめた名前で、本データベースの品目ページごとに1行にしています。
- 会社は本データベースの品目の会社名(いまの社名)で、資料の当時の会社名と違うことがあります。
- ほかの年の市場拡大再算定は市場拡大再算定の対象品目一覧に、費用対効果評価の対象品目と評価の状況は費用対効果評価の一覧にあります。
よくある質問
- 2022年度に市場拡大再算定・特例・費用対効果評価による価格調整が適用された日はいつですか?
- 2022年度の適用日は、2022年4月1日、7月1日、8月1日、11月1日でした。このほか、2022年8月10日と2023年3月8日の中医協の総会の資料で、費用対効果評価の結果に基づき価格の変更なしとされた品目があります。各日の品目の数は、上の「区分ごとの件数」のとおりです。
- 2022年度に用法用量変化再算定が適用された品目は何ですか?
- ビンダケル(タファミジスメグルミン)と、その類似品のビンマック(タファミジス)で、2022年4月1日に適用されました。中医協の資料(2022年1月19日の総会)では、ビンダケルの再算定の理由は主たる効能効果の変更に伴う用法用量の変更で、2019年3月にトランスサイレチン型心アミロイドーシス(野生型及び変異型)の効能が追加されたことに伴い、用法用量の変更が併せて行われたと説明されています。
出所
中央社会保険医療協議会 総会資料(市場拡大再算定・費用対効果評価結果に基づく価格調整)、厚生労働省 薬価基準収載品目リスト(公表資料をもとに作成。値は資料の記載のまま)。出典を明記すれば、社内資料などに自由に転載できます(利用条件)。
元の資料を1件ずつ開かなくても、この一覧の全件を、行ごとの出所(資料のリンク)つきの Excel でお送りします。毎週更新しています。
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001068214.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001068207.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000974958.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000974957.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000939724.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000928322.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000883298.pdf
- https://www.mhlw.go.jp/topics/2022/04/xls/tp20230315-01_01.xlsx
- https://www.mhlw.go.jp/topics/2022/04/xls/tp20230315-01_02.xlsx
- https://www.mhlw.go.jp/topics/2022/04/xls/tp20230315-01_03.xlsx