PD-1/PD-L1 抗体の薬価算定と再算定オプジーボ・キイトルーダ・バベンチオ・テセントリク・イミフィンジなど
PD-1/PD-L1 抗体として当社がまとめた8成分の新薬について、2014年9月2日から2026年3月18日までの薬価算定8件と、その後の再算定16件を、中医協の資料から一覧にしました。算定上の比較薬がある7件のうち7件は、同じ種類の既収載品を比較薬にしています。再算定のうち6件は、他の品目の再算定に合わせて「類似品」として引き下げられたものです。
更新日:2026年10月17日
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- 成分
- 8
- 新薬の算定
- 8件
- 会社
- 8社
- 算定方式
- 類似薬効比較方式(Ⅰ) 7・原価計算方式 1
- 補正加算が付いた算定
- 3件(有用性加算(Ⅱ) 3・市場性加算(Ⅰ) 1)
- その後の再算定
- 16件(市場拡大 6・用法用量変化 5・特例 4・費用対効果 1)、うち類似品 6件
- 直近の収載
- 2026年3月18日(ジニイズ)
新薬の算定(収載の古い順)
| 収載日 | 販売名(会社) | 一般名 | 算定方式 | 算定上の比較薬 | 補正加算 | 算定薬価(一覧表) | その後の再算定 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2014年9月2日 | オプジーボ点滴静注20mg 小野薬品工業 | ニボルマブ(遺伝子組換え) | 原価計算方式 | — | なし | オプジーボ点滴静注20mg 150,200円、オプジーボ点滴静注100mg 729,849円 | 2018年4月1日 用法用量変化(主たる効能効果の変更に伴う用法用量の変更(※)) 75,100円→57,225円 / 2018年11月1日 用法用量変化(主たる効能効果に係る用法用量の変更(※1)) 57,225円→35,766円 / 2019年8月1日 費用対効果 35,766円→35,407円 / 2021年8月1日 市場拡大(類似品) 36,063円→31,918円 / 2024年4月1日 市場拡大(類似品) 31,918円→27,130円 | 資料 |
| 2017年2月15日 | キイトルーダ点滴静注20mg MSD | ペムブロリズマブ(遺伝子組換え) | 類似薬効比較方式(Ⅰ) | オプジーボ点滴静注100mg 同じ種類の品目 | なし | キイトルーダ点滴静注20mg 84,488円、キイトルーダ点滴静注100mg 410,541円 | 2018年4月1日 用法用量変化(類似品) 84,488円→75,100円 / 2020年2月1日 特例(市場拡大再算定の特例の要件に該当(※1)) 76,491円→63,077円 / 2020年4月1日 特例(市場規模の拡大(1,500億円超)) 63,077円→— / 2021年8月1日 市場拡大(類似品) 242,355円→214,498円 / 2026年2月1日 特例(市場拡大再算定の特例の要件に該当) 214,498円→199,462円 | 資料 |
| 2017年11月22日 | バベンチオ点滴静注200mg メルクバイオファーマ | アベルマブ(遺伝子組換え) | 類似薬効比較方式(Ⅰ) | オプジーボ点滴静注100mg 同じ種類の品目 | なし | バベンチオ点滴静注200mg 218,955円 | 2018年4月1日 用法用量変化(類似品) 218,955円→192,809円 / 2024年4月1日 市場拡大(効能追加による市場規模の拡大) 195,761円→166,397円 | 資料 |
| 2018年4月18日 | テセントリク点滴静注1200mg 中外製薬 | アテゾリズマブ(遺伝子組換え) | 類似薬効比較方式(Ⅰ) | オプジーボ点滴静注100mg 同じ種類の品目 | なし | テセントリク点滴静注1200mg 625,567円 | 2021年8月1日 市場拡大(市場拡大再算定の要件に該当(※1)) 637,152円→563,917円 | 資料 |
| 2018年8月29日 | イミフィンジ点滴静注120mg アストラゼネカ | デュルバルマブ(遺伝子組換え) | 類似薬効比較方式(Ⅰ) | テセントリク点滴静注1200mg 同じ種類の品目 | 有用性加算(Ⅱ) 10% | イミフィンジ点滴静注120mg 112,938円、イミフィンジ点滴静注500mg 458,750円 | 2021年8月1日 市場拡大(類似品) 115,029円→101,807円 / 2024年2月1日 特例(市場拡大再算定の特例の要件に該当(※1)) 101,807円→76,355円 / 2024年8月1日 用法用量変化(用法用量変化再算定(※2)) 76,355円→67,871円 | 資料 |
| 2023年3月15日 | リブタヨ点滴静注350mg リジェネロン・ジャパン | セミプリマブ(遺伝子組換え) | 類似薬効比較方式(Ⅰ) | キイトルーダ点滴静注100mg 同じ種類の品目 | 有用性加算(Ⅱ) 5% | リブタヨ点滴静注350mg 450,437円 | なし | 資料 |
| 2025年5月21日 | テビムブラ点滴静注100mg ビーワン・メディシンズ | チスレリズマブ(遺伝子組換え) | 類似薬効比較方式(Ⅰ) | キイトルーダ点滴静注100mg 同じ種類の品目 | なし | テビムブラ点滴静注100mg 214,498円 | なし | 資料 |
| 2026年3月18日 | ジニイズ点滴静注500mg インサイト・バイオサイエンシズ・ジャパン | レチファンリマブ(遺伝子組換え) | 類似薬効比較方式(Ⅰ) | キイトルーダ点滴静注100mg 同じ種類の品目 | 市場性加算(Ⅰ) 10%、有用性加算(Ⅱ) 5% | ジニイズ点滴静注500mg 611,671円 | なし | 資料 |
- 補正加算は、算定で適用されたものと加算率です(規格間調整は除く)。算定薬価は新医薬品一覧表の規格ごとの値です。
- 「同じ種類の品目」は、算定上の比較薬が、このページの種類の既収載品であるものです。
再算定の記録(新しい順)
| 適用日 | 販売名 | 種類 | 理由 | 改定前 → 改定後 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2月1日 | キイトルーダ点滴静注100mg | 特例 | 市場拡大再算定の特例の要件に該当 | 214,498円 → 199,462円 |
| 2024年8月1日 | イミフィンジ点滴静注120mgイミフィンジ点滴静注500mg | 用法用量変化 | 用法用量変化再算定(※2) | 76,355円 → 67,871円 |
| 2024年4月1日 | バベンチオ点滴静注200mg | 市場拡大 | 効能追加による市場規模の拡大 | 195,761円 → 166,397円 |
| 2024年4月1日 | オプジーボ点滴静注20mgオプジーボ点滴静注100mgオプジーボ点滴静注240mgオプジーボ点滴静注120mg | 市場拡大 | 類似品 | 31,918円 → 27,130円 |
| 2024年2月1日 | イミフィンジ点滴静注120mgイミフィンジ点滴静注500mg | 特例 | 市場拡大再算定の特例の要件に該当(※1) | 101,807円 → 76,355円 |
| 2021年8月1日 | テセントリク点滴静注1200mg | 市場拡大 | 市場拡大再算定の要件に該当(※1) | 637,152円 → 563,917円 |
| 2021年8月1日 | キイトルーダ点滴静注100mg | 市場拡大 | 類似品 | 242,355円 → 214,498円 |
| 2021年8月1日 | オプジーボ点滴静注20mgオプジーボ点滴静注100mgオプジーボ点滴静注120mgオプジーボ点滴静注240mg | 市場拡大 | 類似品 | 36,063円 → 31,918円 |
| 2021年8月1日 | イミフィンジ点滴静注120mgイミフィンジ点滴静注500mg | 市場拡大 | 類似品 | 115,029円 → 101,807円 |
| 2020年4月1日 | キイトルーダ点滴静注20mgキイトルーダ点滴静注100mg | 特例 | 市場規模の拡大(1,500億円超) | 63,077円 → — |
| 2020年2月1日 | キイトルーダ点滴静注20mgキイトルーダ点滴静注100mg | 特例 | 市場拡大再算定の特例の要件に該当(※1) | 76,491円 → 63,077円 |
| 2019年8月1日 | オプジーボ点滴静注20mg同100mg同240mg | 費用対効果 | — | 35,766円 → 35,407円 |
| 2018年11月1日 | オプジーボ点滴静注20mgオプジーボ点滴静注100mg | 用法用量変化 | 主たる効能効果に係る用法用量の変更(※1) | 57,225円 → 35,766円 |
| 2018年4月1日 | バベンチオ点滴静注200mg | 用法用量変化 | 類似品 | 218,955円 → 192,809円 |
| 2018年4月1日 | キイトルーダ点滴静注20mgキイトルーダ点滴静注100mg | 用法用量変化 | 類似品 | 84,488円 → 75,100円 |
| 2018年4月1日 | オプジーボ点滴静注20mgオプジーボ点滴静注100mg | 用法用量変化 | 主たる効能効果の変更に伴う用法用量の変更(※) | 75,100円 → 57,225円 |
- 理由が「類似品」のものは、他の品目の再算定(市場拡大再算定など)に合わせて引き下げられたものです。
- 再算定のしくみは市場拡大再算定の一覧と費用対効果評価の一覧にまとめています。
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このページについて
- 「同じ種類」の括りと種類の名前は、当社の判断です。算定上の比較薬のつながりと作用の目印から組み、販売名で入れる・外すを決めています。名前の手がかり:中医協の品目票の比較薬の選定理由に出る語(PD-1・PD-L1)、各品目の添付文書の「薬効薬理」。
- 表の値は、中医協の資料(新医薬品の薬価算定の品目票・新医薬品一覧表・再算定の資料)をヘルスル医薬品データベースが取り込んだもので、表の行ごとに元の資料を付けています。 品目の今後の見立て(薬価の見込みや再算定の対象になるか)は書いていません。
- データの時点:2026年10月17日。